レース結果

結果から言いますと、駄目駄目でした。
以下、反省文(笑)


①スタート地点集合
スタート50分前に、指定されたスタートエリアに並びました。
Bブロックだったので、Aに続く、かなり前の方です。
雨に打たれながら、寒さを必死にこらえる50分間。
周囲には、ビニール傘をさした人もけっこう多いです。
なるべく体力を消耗しないよう、ただただ『無』の境地。
真冬に滝に打たれる修行僧の気分を味わえました。


②スタート〜5km地点
都知事の挨拶、ろれつがまわってない感じでした。
寒さのせいかもしれないけど、
その話しっぷりはまるで酔っ払ってるみたいでした。
スタートの号砲が鳴り、膨大な量の紙吹雪が舞いました。
掴んでみたら、ハート型の紙。
「東京がひとつになる日。」、ハート型がいいですね。
その一方で、残念なこともいくつか。
スタート直後、ビニール傘が何本も足元に捨てられていました。
あの大混雑の中、足元に傘が落ちてるなんて危険すぎます。
そんなことにも気付かずに、平気で傘を捨てるランナーがいるなんて、
ほんとに悲しすぎです。
もう一つ、歌舞伎町の手前の高架下(ちょっとトンネルになってるとこ)で
立ちションしてる人が大勢いました。
警備員みたいな人が必死に止めさせようとするんだけど、
あまりに人数が多すぎて…。
僕は時間のロスも『脚休め』と割り切って、
ちゃんと仮設トイレに並びました。


③5km〜10km
このあたりはずっと緩い下りなので、けっこうスピード出ます。
人ごみをかきわけながら、追い越し追い越し前へ進みます。
が、この蛇行追い越しが後半にひびいてきます…
わかっていながらも、抑えきれません。
今回のレース中、「走るの超楽しい」と感じた区間でした。


④10km〜15km
この辺で、先頭集団とすれ違います。
トップ選手と比べて自分の走りがみじめに思えますが、
同時にヤル気も沸いてきます。
ちょっと脚に疲れを感じ始めました。
レーニング不足…


⑤15km〜20km
明らかに、脚にきてます。
少しずつ、ペースダウンです。
ただ一つ、12月の加古川のような致命的な痛みはない。
脚に負担がかからないよう、丁寧に脚を運びました。


⑥20〜25km
ここまで比較的冷静に走ってきてたはずなのですが、
いっちゃいました。
何がきっかけだったのかは覚えていないのですが、
エイドの女子達全員とハイタッチをするという暴挙に出ていました。
若い女子から、かなりベテランな女子まで、
1つのテーブルで、15〜20人ぐらい並んでいます。
そんなテーブルが5つぐらい並んでいるわけで、
全部のテーブルをハイタッチで通り過ぎたら、
もうかなりテンションがあがってしまうわけです。
女子たちもノリノリで、もちろん僕も「調子にノリヲ」なわけです。
一気に加速し、その後で大ダメージがやってきました。
ある意味、今回のレースの山場でした。


⑥25〜35km
早くも『気力』の勝負に突入です。
もうボロボロです。
雷門付近では「エイドに人形焼ないなぁ〜」と思いながら、
ヤマグチ夫妻のことを考えていました。
33km地点が近づく頃には、「自分に負けるな」な感じで、
ずっとヤステル師匠のことを考えていました。


⑦35〜42km
もう脚が完全に終わっています。
が、応援の人が多すぎて、歩くことも足を止めることも出来ません。
7min/kmのペースです。
言い訳はありすぎるので省略。


⑧42〜42.195km
ゴール直前に、梅&ヤスシに声をかけてもらいました。
周囲で走っている誰よりも、ボロボロでした。
ゴール後に2人に聞いたところ、
「あそこまで辛そうな人はいませんでした」
とのお言葉をいただきました。
頑張りました。
戦いました。
タイムなんかどーでもいいぞ、このヤロー!!と思いました。
とにかく、ゴールまで走りぬいたことが超嬉しかったです。
ネットタイムでは、おそらく4時間6分台。
まだまだ復活途上。
しっかり休養をとって、また頑張ります。




「ゴール後&打ち上げ」編につづく・・・