11月14日(日) 氷ノ山トレイル

結論から言うと、最終関門72kmの15時間制限に間に合わずリタイヤ。
残念でしたが、悲喜こもごもの濃厚な時間を過ごせました。


天気は曇りときどき晴れ、良いコンディションでした。
コース全体(というか、僕が走った70kmぐらい)を振り返ると、
・なんかめちゃめちゃ林道が長かった
・登りはトレイル、下りはひたすら林道とアスファルト(TT)
な、個人的にはちょっと残念な印象でした。
でも、晩秋の氷ノ山の景色は凄く綺麗でした。


そんなレースの中、コースと体調がツボにはまった時間帯がありました。
因幡林道を終えて第2関門に向かう5〜6kmのトレイル、
13時から15時の間ぐらいだったと思います。
登りではどんどん追い抜き、
下りもダンス天国状態なステップでガンガン追い越しました。
走り初めてから7時間経過、
それがセカンドウインドだったのかどうかは不明ですが、
自分の走りに神が宿ったような、
そんな陶酔した夢のような時間帯でした。


その後は、徐々にペースも落ち、水も切れ、サプリも食べつくし…
途中の沢で水を汲もうかとも思いましたが、
ここ数か月の度重なる腸炎のこともあるので、沢の水はやめときました。
そのうちに日も暮れ、暗く長い林道をゆっくりではあるけれど、
エネルギーの切れた体で黙々と走り続けました。
そのうちに手が痺れはじめ、平衡感覚もなくなってきて、
座りこんで、少し歩き、座りこんで、少し歩き、な状態に。


という感じで、今回のレースは終了です。
かなり頑張りましたが、やはりトレーニング量が少なすぎでした。
レース中に楽しい瞬間はたくさんあったし、
自分で思っていた以上のパフォーマンスで走れたとも思うのですが、
やっぱり、完走できなかったことは悔しいですね。
毎年出たい!と思うようなコース設定ではなかったけれど、
2〜3年以内にはリベンジ参戦しようと思います。