10月24日(日) 徳之島トライアスロン


昨年のIRONMAN JAPANから16ヶ月ぶりのトライアスロン参戦でした。
写真はレース前日のSwim会場、いい天気でコバルトブルーの海。
レース当日も、前々日までの大雨が嘘のような快晴でした。


【Swim】
こんなに綺麗な海で泳いだのは初めて。
Swimは、沖に泳いで折り返すようなコース設定ではなく、
岸と平行に1km泳いで折り返す、トータル2kmのコースです。
水深2mぐらいのところをずっと泳ぐので、
Swimに不安がある人も安心して泳げるコースです。
9月のアクアスロンのSwim大失敗を引きずっていたので、
遠回りなコースを選んでスローペースで発進しました。
微妙に波のうねりもあったせいか、
折り返してからは周囲が徐々にペースを落としているようでした。
僕は、後半はいい感じで潮の流れをとらえつつペースも上げて、
かなりの人数を追い越して30位以内でSwimを終えました。


【Bike】
Bikeコースは島を一周です。
事前に見ていたコース高低図では、
コース終盤に200m越えの丘があるだけなんだけど、
実際に走るとそれなりにUp&Downがありました。
ずっと左手に海を眺めながら、
ギアはアウターのまま登って下ってを繰り返せる超楽しいコースです。
佐渡のコースの縮小版な感じ。
5人ぐらいのパックが2組追い越して行きましたが、そんなのは完全に無視。
去年までの僕ならその集団を単身で抜き返していたとこですが、
レーニング不足を自覚していたので攻めすぎることはせず、
沿道の応援にこたえることを頑張りました。
たくさんの島のおじぃ、おばぁが太鼓を叩きながら応援してくれてました。
平地では35km/hぐらいをキープしつつ、
ほぼ全ての人に手を振ってこたえました。
こっちが手を振ると、向こうの応援もさらに大きく返してくれて、
めちゃめちゃテンションが上がりました。
ほとんどが高齢な、人生の大先輩ばかりでしたが、
中には「きゃー、かっこいい」みたいな黄色い声援もあって、
さらにテンション上がったりもしました。
今回で徳之島のレースは23回大会、
島の人達もトライアスロンをしっかり認知して、
選手を受け入れてくれているんだなぁ、と強く感じました。


【Run】
事前調査不足でした。
ひたすらUp&Down。
Bikeでセーブしたので脚はかなり残っていたのですが、泣きをみました。
Bikeで順位を10ぐらい落としてましたが、Runでも10ぐらい落としました。
10月下旬とは思えない暑さ、30度はかるく越えたと思います。
約3km間隔で設置されている全てのエイドで、頭から水をかぶりました。
つらいんだけど、応援が多いので、苦しい顔もしたくない。
頑張りました。
両サイドにサトウキビが立ち並ぶ、
綺麗な景色の中を駆け抜けるようなコースもあって、
ここをトップスピードで走ったらどんなに気持ちがいいだろう…
なんて思ったりもしました。


出走者250人ぐらいで、52位でゴール。
この半年の生活を振り返って、
今ここまで走れたことは、自分ではかなり嬉しい。
次に向けての、大きな自信になりました。


【徳之島 番外編】に続く。