若くないウェルテルの悩み

ニュースは
『この不景気も底をうった』
みたいなことを言うけれど、僕の現場はあいかわらず冴えない感じ。
『経費削減のため、新規システム開発はSTOP!』
みたいな話が上からおりてきたせいで、やりたい仕事も出来ずにいる。
最近の僕は事務所でずっと席に座っていて
『金をかけず、人を動かさずして出来るカイゼンとは???』
と悩み考え、袋小路から抜け出せずにいる。


そんな状況の中で、
暇そうに見える{実はいろいろ考えてはいるのだけど、、}僕を見つけて
いろいろ質問に来てくれる人もいる。
業務委託先の20代後半の優秀な若手の人で、僕の説明を聞いて
「あぁ、なるほど。」とか、
「そういうことか!こういうのも結構面白いですね!!」とか言いながら
自分自身の知識や守備範囲を拡げてる感じで、
仕事を楽しんでるっぽくもある様子が羨ましかったりする。
そういう若い人を見てると、
『頑張れ〜。どんどん吸収して、さっさとこんなオッサンを追い越して、
凄い奴になってくれ〜。』
という気持ちにもなる。


そんな人もいるにはいるのだけれど、
うちの職場は全体的に活気がなくて惨憺たるありさまだなぁ、と思う。
上の人間が先頭に立って、現場全体のモチベーションを上げるよう
ガンガン突っ走るべきだと思うのだけど、
組織が大きいせいか、年寄りほど緊張感が足りない気がする。
だったら僕がやるしかない、と思う。
職場全体を変えることは難しいことだけれど、
自分の率いるチームからちょっとずつ範囲を拡げて、
全体の雰囲気を変えることに少しでも寄与できれば、
帰宅して飲むビールが今よりもっと美味くなるに違いない、と思う。


恋の悩みではなく仕事に悩んでいるあたりが残念ではあるけれど、
とにもかくにも明後日は東京に飛びます!!